飲食業を通じて伝えたいこと④

連載4回目となりました。今回もお付き合い頂きありがとうございます。

前回は専門学校の時にアルバイトをしていた体験談をお話ししました。
「目配り、気配り、心配り」「相手が何を求めているかを考え行動すること」
この2点はこれから接客業に就く方には必須な知識、知識というよりかは意識!
意識というよりかは是非身に付けるべき習慣です!!ドヤァ

「思考が変われば、言葉が変わる。言葉が変われば、行動が変わる。 行動が変われば、習慣が変わる。」

前回のキーワードですが、
先ず、
接客における思考というのは、周りからどういう風に見られたいか。(理想像)で、
言葉というのは、自分が実際どうみられているか。(客観的視点)で、
行動というのは理想と現実(客観的視点)とのギャップを考え理想に近づく努力。(現実、事実)で、
習慣というのはそれらを常に考えて意識していること(人物像の形成)。です。

具体的に、私の場合の一例です。
①「明るい人」「楽しそうに接客する人」という風に見られたい=思考(理想像)
②同僚や上司からどう映っているかを聞いてみる=言葉、態度(客観的視点)

ここで、②の客観的視点を紙に箇条書きでも良いのでリスト化する、視える化をしてみると良いです。
・第一印象がどうだったか、…怖い、チャラい、芸人っぽい、声がでかい、良く笑う…
・普段の雰囲気や気になることはあるか…髪型が清潔感が無い、言葉使いがおかしい、落ち着きがない時が良くある…
・自分が思っている長所や短所…長所:何事も諦めない、常に全力、短所:怒りっぽい、早口になりがち、誰も見てないところでさぼりがち…
上司から褒められたこと指摘されたこと…などなど。
書いてみると自分の性格や言動、傾向などが見えてきます。

③上記②で理想に近づくためのヒントを得たので①に近づくための行動を起こします。(ザ・現実)
今までの行動、言動を変えるための努力をします。⇐ここが一番重要なステップです。
そこで!もう既に!今このブログを読んでくれているわけです。
素晴らしいことです!!ありがとうございます!
あなたは今よりもステップアップしたい、成長したい、と「行動している」証です。

前回の振り返りで今回のブログの大半が埋まりますが、これからのパラダイム(考え方を根本的に支える概念)、④の習慣を形成する大変重要なテーマとなりますので厚く、熱く!書き記しています。

ここまでのお話を要約しますと、自分を知りましょうΣ(゚Д゚)ということです。
自分はこういうつもりだ、良くやっていると思う。周りからは頼られているはず,といった自分目線では周りからの視点、期待、評価とズレが生じます、当然に。
なので自分を客観的に視る、知る勇気を1%でも持ってみると色々な自分の内面、性格に気付かされることでしょう。
あとは、理想と現実のギャップを図り、自分がなりたい自分像に近づく行動を起こしていきましょう。
その過程は楽しくも難しくも周りの人たちは「成長」しているあなたに気付いてくれますよ。

さて、本編に戻りますと、ダーツバーでアルバイトしながら過ごしていた専門学校2年生の筆者は、進路面談で担任の先生に聞かれます。
先生:「君はどういう所で働きたいの?(キッチンスタッフとして)」
筆者:「あー就職しないです(キッチンスタッフとして)」

以上、面談は終了しました!!爆

就職活動は学校からの紹介ではなく自分で求人誌などで探して就職しましたね。
既にキッチンスタッフとしての道は考えていなかったので。
そこは昔はめちゃくちゃ流行っていたラグジュアリーな高層レストランで、
残念ながら今はもう閉店してしましましたが、地上200メートルからの夜景がウリなお店でした。
おおきな窓から輝くビルの明かり、星空、澄んだ景色とイルミネーション…そんな雰囲気の中、自分がソムリエを目指すきっかけとなる場面に遭遇します。

就職した1年目のある夏の夕暮れ時(入社3か月目くらい?)、男性2名で接待の席でした。
赤ワインをご注文、テイスティングをしてサービスマンにお願いします、と笑顔でグラスを置き、二人でワイングラスを重ねた瞬間を目の当たりにし、「かっこいいなー!」と思った筆者は次に「あんなお客様に応えられるワインの知識を身に付けよう!!」と思いました。単純です。

お客様に喜んでもらうためにお店の説明、夜景の説明、料理の説明は日々学んでましたが、自分がここでやってて良かった!と思える武器が欲しかったのだと思います。
それが20歳くらいの時でした。
ここから接客業を磨く一人の人生が少しずつ、大きな目標に向かって動き出します。

今回はここまでです。自分を知り、現実を知り、理想を考え、行動していく!
これが成長ということだと思います。
最後に目標に向かって決して諦めなければ失敗はない。ということです。
何事も前向きに!

次回は筆者の「明るい人」「楽しそうな人」になるために学んだジョハリの窓について実体験を基にお話します。
では、またよろしくお願いします!

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