連載5回目となりました!ブログを書いていると、思っていることが整理されてすっきりした気分になりますねー。今回もお付き合い頂きありがとうございます。
さて今回は「ジョハリの窓」についてお話をさせて頂きます。
窓、というからには開けたり閉めたり、透けてたりするものなのですが、実際に存在しているわけではありません。言うなれば「心の窓」です。
一般的には、「開放の窓(自分も他人も知っている特性)」を広げ、「未知の窓(自分も他人も知らない特性)」を狭めていくことが良いとされています。
上の図がジョハリの窓です。
より詳しく説明しますと、
- 自分も他人も知っている自分の性質(開放)
- 自分は気付いていないが他人は知っている性質(盲点)
- 他人は知らないが自分は知っている性質(秘密)
- 自分も他人も知らない性質(未知)
人とのコミュニケーションにおいて自分自身をどれだけ表現しているか、という視点で現在の自分の姿を理解することができます。また、自分では気付かなかった潜在能力や性格に気付くこともあるでしょう。
こちらはフレームワークや研修に紹介されることも多いのでご存じの方もいらっしゃると思いますので、もっと詳しく!という方はご自身で調べてみてください(^_-)-☆
では実際、この「ジョハリの窓」が接客やサービスにどう生かされていくのか。
前回の、理想像を知り、客観的視点で自分を知り、理想と現実とのギャップを知り、
それらを常に考えて意識して行動すること=人物像の形成。というお話をしました。
これを窓に当てはめていきます。最初は秘密の窓=自分のみが知る部分、と盲点の窓=客観的視点の窓が広がり、その二つの窓を照らし合わせます。
そうすると、理想像=もっと自分を知ってもらうために相手には伝わっていない秘密の窓がどれぐらい広いかがある程度わかります。
自分はこんなつもりで接していたけどあんまり伝わっていないんだなー。と振り返ってみたり、
自分はこんな態度で接されたらちょっと嫌だったなー。と反省してみたり、
意外に自分が思ってるほど周りには気にされないんだなー。とか、ですね。
ただ、筆者は最初から秘密の窓、未知の窓を知りませんでした笑 表×裏の無い人間で素直で正直者で真面目くんで通ってました。そこで、「明るい人」「楽しそうな人」と思われたい為、徹底的に開放の窓を全開にコミュニケーションを図りました。
常に口角を上げる意識、嫌な顔をしない、挨拶、相手の立場に立つ、声のトーンを上げる意識、自己的ではなく他己的に動く、頭の中で楽しいことを考えながら行動する。などを実践してました。
いかがでしょうか?客観的にこのような人間がいたら。
明るく笑顔で声をかけてくれて、何事も相手のことを考え、しかもそれが自然と出来てなんか楽しそうな雰囲気の人。こりゃあ惚れちゃいます。うん。
これを実践して、開放の窓を全開にして接客コミュニケーションを取っていくとどうなるか。
最初は距離感が近い!だったり周りも自分に対して「秘密の窓」を開けられたくない、知られたくない部分で壁を感じさせることもあると思いますが、その壁を少しづつぶちこわーす!風に接していくと徐々に周りも開放的になり、自分の思っていることを伝えやすく、聞いてもらいやすく自然と理想の自分なりを知ってもらうことが出来ます。しかも相手もそんな自分に打ち解けてくれることでチームワーク、より信頼関係が深まります。
これは、仕事をしていく上で本当に大きな財産となりました。今もこの考えで常に「窓」全開です!笑
どうでしょう?自分の心の窓を開放的にすることで、周りの方々も開放的になり、言いたいことを言い合える関係、深い信頼関係を築いていけるとしたら。そんな上司や先輩と働きたいと思いませんか?未来の荒廃や部下の為にやってみる価値はありませんか?
頼りにされる、信頼される、というのは大きな成功体験になり自身に繋がり社会で生き抜くための大事なスキルになりますよ!!
今回はここまでです。自分を知ってもらうために「解放の窓」を開け、お互いに風通しの良い関係を作れることを応援しております( ´艸`)
では、またよろしくお願いします!
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